<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年07月27日

【物 流】国交省 2015年のコンテナ取扱貨物量(速報値)発表


国土交通省(以下、国交省)は、我が国の港湾における2015(平成27)年のコンテナ取扱貨物量を、2016(平成28)年7月15日に発表した。外貿コンテナ取扱貨物量、国内コンテナ取扱貨物量、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量を内訳として、全国の港湾管理者より提供された2015(平成27)年1月〜12月のコンテナ取扱貨物量(速報値)を、国交省が集計した。国内コンテナ取扱貨物量は、国内の2地点間を輸送されるコンテナ取扱貨物量で、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、国際コンテナ戦略港湾などで外貿コンテナ船に積み替えられて輸出入されるコンテナ取扱貨物量である。

これによると、我が国の港湾における2015(平成27)年のコンテナ取扱貨物量(外貿、国内、国際フィーダーの合計)は、2,116万個であり、前年と比べ3%減少した。コンテナ取扱貨物量が前年より下回ったのは2009(平成21年)年以来初である。内訳としては、外貿コンテナ取扱貨物量は1,728万個(前年比−3.7%)、国内コンテナ取扱貨物量は330万個(前年比+0.8%)となった。

減少の要因としては、我が国の外貿コンテナ貨物量の約4割を占める中国の貿易総額が6年ぶりに減少した影響が大きいものと考えられる。また、取扱量上位港では、神戸港が4位から3位へ、那覇港が8位から7位、仙台塩釜港が13位から11位へと変動した。なお、貨物量は速報値であり今後変更する可能性がある。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連