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2016年07月27日

【環 境】西日本鉄道 「都心循環BRT」に向け連節バスの試行運行を開始


西日本鉄道では、福岡市と共働で新たな交通システム「都心循環BRT」の形成に向けた取り組みを進めている。

「都心循環BLT(以下、BRT)」とは、連節バスの導入、専用走行空間や分かりやすい停留所の整備、鉄道や路線バスとの乗継強化などにより、従来のバスよりも速く、時間通りに、たくさんの人を運ぶ、分かりやすく使いやすいシステムを指す。これによりマイカーから公共交通機関への利用転換を促すことで、二酸化炭素の排出抑制にもつながる。

今回、BRTの形成に向けた第一歩として、平成28(2016)年8月8日より、福岡市内の天神、博多、ウォーターフロント(以下、WF)地区にて、連節バス2台の試行運行を開始する。今回の試行運行は、本格運行に向け、運行経路や乗降方法、運賃などを検討・確認するものである。なお、試行運行は、ステップを2つに分け、乗降方法や運賃支払い方法の周知を行いながら、段階的に取り組みを進めていく。

ステップ1では@天神〜WF地区、A博多駅〜WF地区の2ルートを運行する。運賃は現行の路線バス運賃を適用し、@が190円、Aが230円となる。ステップ2では平成28(2016)年9月中旬を目途に天神、博多駅、WF地区の3拠点間を循環するルートにて、試行運行を開始する。運行時刻や運賃などについては、ステップ1の状況等も踏まえて決定する。

また、使用する連節バスの車両外観デザインは、黄色を基調としたシンボリックなデザインとなる。黄色は誰にでも分かりやすく、認知しやすいという視点を踏まえ、まちを明るくし、活力を与える色として選定している。内装デザインは2台それぞれ違った特徴あるデザインを施している。今後もBRTの形成に向けた取り組みを推進していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】