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2016年07月26日

【知 識】DeNAとヤマト運輸 次世代物流サービスの開発に向けて「ロボネコヤマト」始動


DeNAとヤマト運輸は、自動運転を活用した次世代物流サービスの開発を目指し、実用実験の実施にむけた計画策定に合意した。実用実験のプロジェクト名は「ロボネコヤマト」と呼称し、実施期間は2017年3月からの1年間を予定している。

DeNAは、インターネットサービスの分野において培ったノウハウと自動運転技術とを連携させ、新しい道路交通サービスの開発や、私有地向けの移動サービスの提供を進めている。

ヤマト運輸は、ライフスタイルの変化などにより受け取りのニーズが多様化していることを受け、顧客が望む時に望む場所で受け取れるよう、コンビニエンスストアやオープン型宅配ロッカーなどへ受け取り場所を拡大したり、クロネコメンバーズを活用した利便性の拡大を進めてきた。

今回、物流領域での自動運転技術の活用を模索していたDeNAと、より利便性が高く顧客の生活に寄り添ったサービスを目指すヤマト運輸が協力し、次世代物流サービスの開発を目指した「ロボネコヤマト」プロジェクトを始動する。

今回の「ロボネコヤマト」プロジェクトでは、DeNAのIT技術を活用した自動運転関連のサービス設計ノウハウとヤマト運輸の物流ネットワークを組み合わせることで、より利便性が高く、自由な生活スタイルを実現する物流サービスを目指す。両社の取り組みは、今後様々な事業者の参画も視野に入れたオープンなプロジェクトとして進める。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通