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2016年07月15日

【物 流】平成28年6月度 JR貨物輸送動向


平成28(2016)年7月12日、日本貨物鉄道(JR貨物)は平成28年6月度の輸送動向を発表した。

同月は21日から23日にかけて発生した鹿児島線・山陽線大雨等の影響により、高速貨123本が運休となった(前年同月は運休なし)。

コンテナ貨物の輸送実績は、1,759千トン(前年同月比98.5%)であった。
品目別実績では、エコ関連物資(41千トン、同比103.6%)が九州発東北向けの固化灰輸送の開始等により好調であった。しかし、農産品・青果物(99千トン、同比91.4%)が九州地区の玉ねぎの生育不良を受け低迷、また自動車部品(59千トン、同比95.0%)も引続き熊本地震の影響を受け、東海発九州向けの発送が低迷した。一方、食料工業品(328千トン、同比99.9%)は九州地区での在庫調整等により前年並みに留まった。

車扱貨物の輸送実績は、645千トン(同比107.5%)であった。
品目別実績では、石油(386千トン、同比100.9%)がガソリン価格上昇による特約店の買い溜め等により堅調に推移した他、セメント・石灰石(130千トン、同比139.5%)においても、セメントの荷動きが好調に推移した。

コンテナ・車扱の合計輸送実績は、2,404千トン(同比100.8%)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者