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2016年07月11日

【環 境】山形県酒田市「山居倉庫」がパナソニックのLED照明でライトアップ


パナソニックエコソリューションズは、山形県酒田市にある山居倉庫にLEDラインライト96台、LEDブラケット11台、LEDスポットライト25台の合計132台を納入し、2016年8月よりライトアップを開始する。

山形県酒田市は、観光客、宿泊客の増加とそれに伴う中心地の活性化を目的とし、夜間景観を新たな観光地資源とする「酒田テラス推進事業」を行っている。その一環として、同社は、酒田市の観光拠点である山居倉庫へLED照明器具を納入し、より魅力的な観光地の実現に貢献する。

山居倉庫は、明治26年に建造された12棟からなる米の保管庫(農業倉庫)で、現在は9棟の倉庫のほかに酒田市観光物産館や庄内米資料館として使用されている。今まで夜間は、2棟のHID光源によるライトアップにとどまり、他の10棟はライトアップされていなかった。

今回、12棟全てにLED照明器具が納入し、ラインライトとスポットライトを、それぞれ切妻と屋根の端部に器具が目立たないように設置した。演色性の高い温かみのある光が、歴史的な白壁を美しく照らし、二重屋根の構造美を最大限に演出している。窓には、建築デザインを引き立てるため、コンパクトかつ一体感のあるブラケットを採用した。これらのLED照明器具は、調光制御により眩しさを抑えるだけでなく、光漏れを防ぎ、光害対策にも配慮している。また、消費電力は従来光源では、1棟あたり574Wだったが、LED照明にすることにより220Wと約60%の省エネを実現した。調光制御、点灯制御により、さらなる省エネも可能だ。同社は独自の高い照明技術と演出手法によって夜間景観の魅力を引き立てながら、その価値を高める提案をしていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】