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2016年07月05日

【物 流】国交省 トラック輸送情報 平成28年4月分


国土交通省は、「トラック輸送情報 平成28年4月分」を平成28(2016)年6月30日に公表した。

調査対象24社の4月の特別積合せ貨物の輸送量は、5,448,772トン(前月比94.6%、約312千トン減/前年同月比100.4%、約21千トン増)の実績となった。平均稼働日数は24.1日(前月比0.9減/前年同月比0.1日減)であり、稼働1日当たりの輸送量は、226,090トン(前月比98.1%、約4千トン減/前年同月比100.8%、約2千トン増)の実績である。

品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比較すると品目別トータルで輸送量が減少したと回答した事業者が多かった。品目ごとでは「機械」、「日用品」が工場や生産地からの貨物減が主な要因であり、地域別では、「神奈川」、「関東」、「中部地方」、「中国」の各地方で貨物減なっている。前年同月と比較すると同様に輸送量が減少し、特に工場・生産地からの「機械」の貨物減が主な要因だと回答した事業者が多かった。

一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(4月の回答事業者818社/調査対象事業者数1,008社)の輸送量は、前月比92.5%、前年同月比96.0%となっており、四国の前年同月比を除いて、全国的に前月比、前年同月比ともに輸送状況は減少していた。この中でも近畿の輸送状況は前月比89.1%、前年同月比94.7%となっている。品目別では「食料工業品」の輸送量が前月と比較して増加したが、一方で「日用品」の輸送量が減少したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連