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2016年06月21日

【環 境】凸版印刷が開発した解体が容易な紙パック容器を宝酒造で初採用


凸版印刷が開発・展開する解体しやすくリサイクル性を向上させた紙パック容器「EP-PAKオルカット」が、宝酒造が発売する清酒「松竹梅『京のあまくち』」に初めて採用され、平成28(2016)年7月上旬製造分から使用される。EP-PAKオルカットは、リサイクル可能な胴部と可燃ゴミになる部分に簡単に分別でき、リサイクルのしやすさが評価された。

従来の容器は頭部と胴部の切り離しにハサミが必要になるため解体しづらく、リサイクルの妨げになっていたが、EP-PAKオルカットは、口栓が付いた頭部の下にミシン目加工を施した、新しい液体用の紙製容器で、ミシン目加工を前後に折り曲げて手で引き裂くだけで分別できる。既存の生産設備に改造を加えることなく対応できるため、設備にコストをかけず環境配慮型パッケージに切り替えられる。

凸版印刷は今後、EP-PAKオルカットを清酒・焼酎などの酒類業界に加え、飲料業界などにも展開する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:52| 企業の取り組み 【機関別】