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2016年06月13日

【知 識】Classiと神奈川県教育委員会 授業力向上に関する共同研究を開始


ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)は、神奈川県教育委員会と、2019年度3月末までの約3年間、学習支援クラウドサービス「Classi」を利用した共同研究を開始することに合意した。今回の合意により、神奈川県立高校の7校で「Classi」を学校の学習活動に活用し、授業力向上に寄与することを目指す。

神奈川県教育委員会は、神奈川県立高校の組織的な授業改善を推進するため、「県立高校改革実施計画(I期)」において、授業力向上の推進に係る指定校を指定し、県立高校改革を推進してきた。今回、学校支援クラウドサービスを展開しているClassiと連携し、指定校の生徒に対する定点的な観察を行い、「Classi」の授業への活用方法や指導方法に対する検証を行う。

学習支援クラウドサービスの「Classi」は、1万本以上の教材動画をはじめ、授業内での生徒の理解度向上に活用できる豊富な学習コンテンツや、生徒と先生とのコミュニケーション、保護者と先生をつなぐ機能を提供しており、学校の先生の指導をICTによって、より深化させるサポートをしている。

共同研究では、「Classi」導入校に対して、高校1年生全員にアカウントを付与し、授業内外でコンテンツを活用することで、学力向上や、授業改善の取り組みを支援する。「Classi」は、2016年春より進研模試など、ベネッセのテストと連動した「学習動画」やドリル問題を豊富に取りそろえており、生徒自らテストの復習や学び直しをすることができる。今後、生徒が高校2年生になった時点で、学習状況を測る「効果測定」を実施する予定にしているが、「Classi」の導入により、生徒の学力の向上、学習時間の増加、先生の授業の効率化など、さまざまな効果の向上が期待される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識