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2016年06月09日

【流 通】富士通 輸送コスト適正化支援サービスの販売開始


富士通は、荷主企業や輸送事業者の輸送コスト削減に向け、最適な物流拠点や輸送経路を可視化して提示する「FUJITSU インテリジェントデータサービス 物流プローブ(※)分析 輸送コスト適正化支援サービス(SoXYZ(ソクシーズ))(以下、輸送コスト適正化支援サービス)」の販売を開始した。

輸送コスト適正化支援サービスは、日本全国を通行する貨物トラックのうち、約7.5万台(2016年3月末時点)に装着されている同社グループ製のネットワーク型デジタルタコグラフから収集・蓄積される走行実績データを基に、荷主企業や輸送事業者が持つトラックの出発・到着地点や日時などの輸送情報を解析した上で、物流拠点や輸送経路の見直しによる輸送コストを試算する。荷主企業や輸送事業者は、これまで数値化できていなかった現状のコストと試算された見直し後の輸送コストを比較でき、変動する輸送環境に適した物流拠点や輸送経路を選定することが可能になる。

富士通は、今後も物流関連サービスとして、トラックやバス事業者向けの運行ルートの策定や物流不動産に関わる交通情報の提供など、富士通交通・道路データサービスのデータサービスを「oXYZ(オクシーズ)」シリーズとして提供し、物流業界の健全な成長に貢献する。なお、「oXYZ」シリーズは、クラウド上に集まるデータを解析した上で、物流業界へ提供するサービス群であり、「輸送コスト適正化支援サービス(SoXYZ)」は、その第一弾にあたる。

※ 物流プローブ:
GPSを搭載した大型商用車から得られる移動軌跡情報。緯度経度・車両ID・時刻などの情報が含まれている

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通