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2016年06月08日

【環 境】川崎汽船 CO2削減の中間マイルストーン目標を前倒しで達成


川崎汽船は、平成28(2015)年に策定した、同年より35年後に向けた環境指針『“K”LINE 環境ビジョン2050 〜青い海を明日へつなぐ〜』で設定した、平成31(2019)年までに「平成24(2011)年比でCO2排出量10%減」という一つのマイルストーン目標を前倒しで達成した。運航船舶の大型化や電子制御エンジンなどの最新省エネ技術の開発や積極的な導入に加えて、船主、本船、船舶管理会社の協力のもと海陸一体となって追求してきた減速運航が実を結び、運航船からのCO2排出量を平成28(2015)年実績で平成24(2011)年比13.6%を削減に至った。

これを受け同社では、同環境指針のゴールである「CO2排出量の50%減(平成24(2011)年比)」に向け、「平成42(2030)年までにCO2排出量25%減(平成24(2011)年比)」という中間地点を新たな目標として設定した。

最新省エネ船の投入、液化天然ガス(LNG)をはじめとする燃料転換の検討、就航船へのレトロフィット(後付け)を含めた省エネ技術の採用などのハード面に加えて、燃費管理徹底を図るべく導入を進めているエネルギーマネージメントシステムのもと、リアルタイムで得られる本船運航データ等を利用した運航性能管理システムの活用、バラスト航海や停泊時間の管理などソフト面での効率運航の強化も図り、新たな中間目標の達成を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流効率化による環境負荷低減活動【取り組み内容別】