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2016年06月02日

【知 識】双日ロジスティクスと丸全昭和運輸 メキシコで物流合弁会社設立


双日ロジスティクスと丸全昭和運輸は共同出資により、メキシコ合衆国にて物流事業合弁会社「双日丸全ロジスティクス・メキシコ」(Sojitz Maruzen Logistics Mexico,S.A.de C.V.、以下、SMLM社)を2016年5月19日付で設立した。

メキシコは自動車市場世界第2位の米国と隣接し、北米と南米を結ぶ結節点に位置する地理的優位性、日本・メキシコ経済連携協定や北米自由貿易協定(NAFTA=North American Free Trade Agreement)といった世界46か国とのFTA締結による関税メリット、豊富な労働力などにより、製造会社の戦略拠点として注目を集めている。また、先ごろ大筋合意に至った環太平洋パートナーシップ(TPP=Trans−Pacific Partnership)協定の参加国でもある。今回、SMLM社を設立したメキシコ中央高原地区は、米国のほか、アジア、欧州、南米へのアクセス環境が整備されており、自動車関連会社の進出が加速している。

今回のSMLM社設立を機に、双日ロジスティクスと丸全昭和運輸は、両社の強みである大型設備輸送のノウハウを活かし、メキシコ進出企業に対して設備の輸入通関から国内配送、据え付けまでの「設備機械一貫輸送サービス」体制を構築する。また、双日グループの総合商社としてのグローバル・ネットワークを活用した原材料の調達物流や製品の国内輸送に加え、双日ロジスティクスの米国法人である双日ロジスティクス・コーポレーション・オブ・アメリカ(Sojitz Logistics Corporation of America、本社:米国イリノイ州アイタスカ)との連携により、メキシコと米国、メキシコとアジア、メキシコと欧州を結ぶ「総合物流サービス」を提供し、幅広い顧客ニーズに対応する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識