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2016年05月23日

【物 流】平成28年4月度 JR貨物輸送動向


平成28(2016)年5月18日、日本貨物鉄道(JR貨物)は平成28年4月度の輸送動向を発表した。

同月は、14日に発生した熊本地震等の影響により、高速貨93本が運休(前年同月は高速貨30本が運休)。
また、国土交通省(国交省)より鉄道による災害支援物資輸送の要請を受け、18日より東京(タ)発福岡(タ)向け臨時列車の運転を行った他、公益社団法人全国通運連盟と共同で被災自治体向け救援物資(救助用寄贈品)の無償輸送を実施した。

コンテナ貨物の輸送実績は、1,907千トン(前年同月比100.7%)であった。
積合せ貨物及び食料工業品の鉄道へのシフト化に加え、農産品・青果物が北海道地区の玉葱の生育良好により増送。また震災の影響による九州向けトラック不足及び飲料水等の応援出荷なども増加要因となった。
一方、景気低迷による売行き不振により、紙・パルプ及び化学薬品等は減送となった。

車扱貨物の輸送実績は、671千トン(同比100.4%)であった。
品目別実績では、セメント・石灰石が四日市地区からの旺盛な出荷により増送となった。

コンテナ・車扱の合計輸送実績は、2,578千トン(同比100.6%)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者