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2016年05月23日

【知 識】NTTファイナンスとVisa 定期請求カード決済(継続課金型)オーソリゼーション徹底のため協業


NTTファイナンスとビザ・ワールドワイド(以下Visa)は、政府方針である「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催等を踏まえ、クレジットカード等を安全に利用できる環境整備」の実現に向け、NTTファイナンスがビジネスモデル特許(特許第5666653号)を取得して構築した「カード決済サービス」の利用を拡大することにより、日本国内における継続課金型カード決済(固定電話や携帯電話、公共料金等の毎月定期的に請求のある料金)に関してオーソリゼーション(信用照会)の完全徹底に向け両社で協業する。

現在、国内の継続課金型加盟店におけるカード決済ではカード初回登録時のみにオーソリゼーションが行われ、毎月の取引においてはオーソリゼーションを実施せず日本国内独自の運用である洗替(簡便なカードの有効性確認)での代替運用が主流になっている。このような継続課金分野における日本国内最大級の決済プラットフォームを保有するNTTファイナンスと、世界最大の決済情報処理ネットワークVisaNetを運用するVisaが協業し、これまで実現が困難であった継続課金型加盟店における毎月のオーソリゼーションの実施により国際標準の運用を推進することで日本国内の健全なカード決済を目指す。

日本国内における継続課金型カード決済におけるオーソリゼーション取得の完全徹底のために、VisaおよびNTTファイナンスは、NTTファイナンスが提供する「カード決済サービス」と、世界最大のネットワークVisaNetを運用するVisaのノウハウにより、継続課金型加盟店様向けの機能開発・運用を行い、両社で協力してオーソリゼーション取得拡大のためにVisaクライアント等に対して提案・営業活動を推進する。また、日本国内の健全なカード決済取引推進に向けた次世代サービスの検討を継続的に行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識