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2016年05月20日

【流 通】ALSOK 「民泊運営サポートソリューション」を提供開始


ALSOKは、民泊を始めるオーナーや事業者に対し、民泊物件の運用に必要となる消防設備の設置や火災等の遠隔監視を始めとした防災・防犯対策、応急救護に必要となるAEDの販売・管理、清掃業務などをワンストップで提供する「民泊運営サポートソリューション」の提供を開始した。

2015年の訪日外国人旅行者は過去最高の1,973万7千人にのぼり(※1)、政府が掲げていた2020年までに2,000万人とした目標は前倒しで到達の見通しがたった。そこで政府は、新たに訪日外国人旅行者数を2020年に4,000万人、2030年には6,000万人にするという高い目標値を設定した(※2)。しかし、新たに4万室の宿泊施設が必要になるという民間の試算(※3)もあり、宿泊施設の拡充が急務となっている。このような状況から政府は、自宅やマンションの空き部屋を訪日外国人旅行者等に貸し出す、いわゆる「民泊」ビジネスの規制緩和を進めている。

そこでALSOKは、民泊を始めるオーナーや事業者に対し、民泊物件の運用に必要となる消防設備の設置や火災等の遠隔監視を始めとした防災・防犯対策や、応急救護に必要となるAEDの販売・管理、清掃業務などをワンストップで提供する「民泊運営サポートソリューション」の提供を開始する。

なお、提供先は、国家戦略特区において、自治体の認定を受けた民泊施設を運営するオーナー(民泊事業を営む個人、および法人)としている。


※1 JNTO 報道発表資料
「2015年の訪日外客数は1,973万7千人!45年ぶりに訪日外客数と出国日本人数が逆転!」 2016年1月19日

※2 「明日の日本を支える観光ビジョン」(案)概要 2016年3月30日

※3 みずほ総合研究所「インバウンド観光と宿泊施設不足」 2015年8月10日

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通