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2016年05月20日

【環 境】日立化成、次世代バッテリー「Tuflong G3」をアイドリングストップ車用に発売


日立化成は、ISS(アイドリングストップシステム)車用に、同社従来品と比較して1.5倍の耐久性を持つ新しい鉛バッテリー「Tuflong G3」を発売する。

ISSとは、車両の停止・発進のタイミングでエンジンのストップ・スタートを自動で行うシステムのことで、燃費改善、二酸化炭素の削減による環境負荷の低減などを目的として多くの自動車に採用されている。しかし、同システムによって頻繁にバッテリーの充電・放電が繰り返され、その負荷によって劣化が生じやすいため、バッテリーの耐久性が課題となっていた。

「Tuflong G3」は、劣化の原因となる電解液の成層化(※)を抑え、耐久性を高める新型のG3セパレータを採用することで、高い耐久性の実現に成功した。

※ 部分充電状態の環境下で、硫酸イオンが電池下部に沈降する現象

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】