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2016年05月18日

【知 識】ユーグレナとJA全農 微細藻類ユーグレナの飼料活用に向けた共同研究契約締結


ユーグレナと全国農業協同組合連合会飼料畜産中央研究所(以下、JA全農)は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の飼料活用に向けた共同研究契約を締結した。

ユーグレナは微細藻類ユーグレナの油脂を利用したバイオジェット・ディーゼル燃料の製造に関する研究を進めているが、微細藻類ユーグレナから油脂を抽出した残さである脱脂ユーグレナには、動物の生育に必要なタンパク質が豊富に含まれるため飼料としての活用が期待されている。

ユーグレナとJA全農は、共同研究で脱脂ユーグレナの飼料としての使用可能量や効果の検証を行い、脱脂ユーグレナを飼料として実用化することを目指す予定にしている。
なお、両社では2015年1月から2016年3月の間に準備実験として、脱脂ユーグレナの成分分析や採卵鶏を対象とした脱脂ユーグレナ入り飼料の飼養試験を実施し、産卵成績に影響がないことを確認している。実施期間は、2016年4月〜2017年3月末を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識