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2016年04月27日

【流 通】パイオニア中国など ドライバーの眠気を検知する「眠気検知ユニット」を開発


パイオニア100%子会社の中国現地法人 先鋒電子(中国)投資(以下、パイオニア中国)は、2015年11月より中国清華大学蘇州自動車研究院傘下のベンチャー企業である蘇州清研微視電子科技(以下、清研微視)と共同で、先進運転支援機能を搭載した次世代車載機器の開発を進めていた。今回、パイオニア中国は、清研微視の技術を用いてドライバーの眠気を高精度に検知できる「眠気検知ユニット」を開発した。

昨今、ドライバーの疲労や居眠りに起因する自動車の事故が発生している。「眠気検知ユニット」は、清研微視独自の画像認識技術や眠気検知アルゴリズムと、パイオニアの高品質なハードウェア開発技術を組み合わせており、ドライバーの状態を客観的に数値化することでドライバーの眠気を高精度に検出できる。当ユニットをさまざまな既存ソリューションシステムと連携させることで、ドライバーの状態をリアルタイムに把握して管理・警告を行うなど、事故発生リスクを低減する先進運転支援システムの構築できる。また、自動運転車両において重要とされる、緊急時のみドライバーが対応するレベル3における車室内センシング用途などへの活用も検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通