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2016年04月25日

【物 流】国交省 生産性革命本部第2回会合を開催


国土交通省(以下、国交省)は、平成28(2016)年4月11日に生産性革命本部の第2回会合を開催した。

同本部は、日本の人口減少を受け、経済成長の実現に向け、関係部局の緊密な連携の下に、生産性革命に資する国交省の施策を強力かつ総合的に推進することを目的として設置されている。

今会合では、「国土交通省生産性革命プロジェクト第2弾」として。新たに7つのプロジェクトが発表された。このうち物流関係では、下記の2つがあげられる。

1つ目は『オールジャパンで取り組む「物流生産性革命」の推進』である。これは、近年、トラック積載率が41%に低下するなど様々な非効率が発生していることを背景に、生産性を向上させ、将来の労働力不足を克服し、経済成長に貢献していく為のプロジェクトである。取り組みとしては、自動隊列走行の早期実現やピンポイント渋滞対策等の「トラック物流の刷新」、また、ふ頭再編による非効率な横持ち輸送の削減、岸壁の確保による沖待ちの解消などの「港湾の刷新」などが挙げられた。

2つ目は「トラック輸送の生産性向上に資する道路施策」である。これは物流拠点との接続、ドライバー、車輌の大型化の3つを課題として、それらを解決することを目的としたプロジェクトである。取り組みとしては、「トラック輸送と空港・港湾などとの輸送モード間の接続の強化」、「ダブル連結トラックによる省人化」、特車通行許可の迅速化などの「特大トラック輸送の機動性強化」が挙げられた。

国交省は、それぞれの取り組みに対し、目標を設定し、その達成を目指すとしている。

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投稿者:gotsuat 09:40| 行政関連