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2016年04月22日

【流 通】キャノンMJ 医用画像をモバイル通信網で電送するサービス提供


キヤノンマーケティングジャパン(以下キヤノンMJ)は、健診車や在宅医療、災害医療などの医用画像をモバイル通信網で電送するサービス“医用画像転送ソリューション”を開始した。

キヤノンMJは1998年よりX線デジタル撮影装置「デジタルラジオグラフィ CXDIシリーズ」を発売して以降、国内の医療機関のほか健診車の胸部デジタル健診システムとして数多くの健診施設に納入してきた。また、在宅医療や災害医療向けのポータブルX線デジタル撮影システムとして院外や屋外などさまざまな現場で活用されてきた。

今回、こうした健診車や在宅医療、災害医療などで撮影した医用画像をモバイル通信網で電送できるサービス“医用画像転送ソリューション”の提供を開始する。これにより、健診車から健診施設、在宅でのX線撮影現場から診療所、災害拠点から災害指定病院など、医療現場で撮影した医用画像を遠隔地の医療施設に高速通信サービス「LTE」で電送できる。

通信システムはIPsecVPNを採用しており高度なセキュリティ環境下で利用できる。万一の情報漏えいに備え秘密分散方式を採用しているほか、撮影現場のモバイル通信環境をわかりやすく表示させる機能を搭載しているなど、安心・安全な通信システム環境を提供する。また、施設内で受信した遠隔地の医用画像を、医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」に自動で送信しアップロードすることができる。同サービスとの連携により、契約読影医師への読影依頼をオンラインで自動振り分けするなど読影業務の効率化を実現することに加え、診断結果表の短納期化や災害医療時のトリアージに貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通