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2016年04月22日

【環 境】マツダ 環境負荷を抑えられる独自の水性塗装技術を世界に展開・初導入


マツダは、環境負荷を抑えられる独自の水性塗装技術「アクアテック塗装」を世界に展開し、中国・南京市の車両生産拠点「長安マツダ汽車(CMA)」で導入した。海外での導入は初めてとなる。

アクアテック塗装は、塗装工程の改良によって塗料やエネルギーなどの資源効率を大きく向上させ、トレードオフ関係にある揮発性有機化合物(VOC)とCO2の排出量を同時に削減する。

同技術を採用する工場は、宇品第1工場(広島市南区)に次いで2拠点目となり、宇品第1工場では平成24(2012)年に導入を完了した後、機能と使いやすさを向上させてきた。日本国内の技術を海外の工場に利用することで、現地での設備工事と塗料開発を必要最小限にとどめて効率的な導入に成功。生産を止めることなく油性塗装との並行生産を継続しながら短期間で移行し、高意匠カラーを含む全カラーを国内工場と同等品質で実現した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】