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2016年04月14日

【物 流】全ト協 トラック運送事業者を対象にインターンシップ導入促進


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、人材確保対策を促進するため学生による職場体験(インターンシップ)を受け入れる都道府県トラック協会(以下、地方ト協)に所属するトラック運送事業者を助成する「インターンシップ導入促進支援事業」を実施する。
 
学生にとっては、インターンシップを通して実際の業務や現場での仕事を体験し、就業することや具体的な職業を考えるきっかけになる。また、トラック運送事業者にとっても少子高齢化に対応し新卒人材を効率的に確保でき、業界・会社の正しい理解を促すことで業界の底上げを図れるようになる。
 
対象の事業者は資本金3億円以下もしくは従業員数300人以下の地方ト協の中小企業者であり、当事業の予算額は4,200万円で、予算額に達し次第終了する。事業実施期間は、平成28(2016)年4月1日から平成29(2017)年2月28日まで。

助成は、対象事業者が全ト協に開設されているインターンシップ登録サイトに必要事項を登録した後、高等学校以上の教育機関からインターンシップを受け入れた場合に適用される。ただしインターンシップの受け入れ期間は3日間以上で、且つ内容に点呼や日常点検等安全運行に向けた取り組みの見学、乗務体験(学校側からの要請で乗務体験を含まない場合を除く)等を含まなければならない。助成額はインターンシップの受け入れ期間によって異なり、3日間が9万円、4日間が11万円、5日間以上が13万円である。受け入れる学生は同じ学生であることが条件で、受け入れ人数にかかわらず金額は変わらない。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:51| 物流事業者