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2016年04月12日

【知 識】史料編纂所と奈文研 木簡・くずし字解読システムを公開


東京大学史料編纂所(以下、史料編纂所)と奈良文化財研究所(以下、奈文研)は、これまでの文字から検索する(文字引き)連携検索システムとは別に、画像から検索する(画像引き)連携検索システム「木簡・くずし字解読システム−MOJIZO−」を開発した。文字による検索に加え、画像による検索も可能になり、文字が読めなくても似た字形を探しだすことが可能となる画期的なデータベースとなることが期待される。

史料編纂所と奈文研は、2009年5月にデータベース連携に関する覚書を締結し、機関の枠組を越えた連携を行っている。2009年10月に公開した「『文字画像データベース・木簡字典』『電子くずし字字典データベース』連携検索」は、1000年以上にわたる日本の文字を簡易に検索できるデータベースとして、研究者のみならず、一般にも広く利用されている。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通