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2016年04月08日

【環 境】阪急阪神エクスプレス 香港向け航空輸出混載で航空運送状をペーパーレス化

阪急阪神エクスプレスは、平成28(2016)年4月1日より、日本発香港向けの航空輸出混載において、マスターAWB(※1、2)のみならず、ハウスAWB(※3)を含めたすべての船積書類を電子データ化したペーパーレス混載を開始する。

同社は、IATA(国際航空運送協会)が推進する紙の書類に代わって電子情報を用いる、e−Freight(※4)計画に参画し、これまでも、平成25(2013)年のIATAマルチラテラルe−AWB(※5)契約締結により、航空輸出混載におけるマスターAWBの電子化を推進してきた。今回、更なる書類電子化を目指し、輸入される航空貨物の99.5パーセントが電子データで処理されている香港を対象に、航空会社や香港現地法人との検証を重ね、ペーパーレス化のスキームを構築した。ペーパーレス混載により、今まで以上に安全・確実・迅速な輸送が可能になり、紙資源消費の削減も実現する。

※1 AWB (Air Waybill)
航空運送状

※2 マスターAWB
航空会社が混載業者に対して発行する航空運送状

※3 ハウスAWB
混載業者が混載貨物の荷主に対して発行する航空運送状

※4 e−Freight
航空会社、フォワーダー、グランドハンドリング会社、荷主、税関、関係省庁まで含めたサプライチェーン全体の協調を基に、IATAによって推進される国際輸送業界共同プロジェクト。紙の書類に代わって電子情報を用いることで、コストや輸送時間の削減、正確性、セキュリティーの向上を図る

※5 e−AWB
AWB(Air Waybill)の情報を電子化したもの

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境負荷低減【取り組み内容別】