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2016年04月01日

【物 流】貨物自動車運送事業の安全確保の徹底を呼びかけ


国土交通省は平成28(2016)年3月18日、17日に広島県の山陽自動車道の八本松トンネルで発生したトラックの多重事故を受け、全日本トラック協会に対し、安全対策及び事故防止の徹底がされるよう呼びかけた。

事故の原因については現在、警察によって捜査が進められているが、輸送の安全の確保は貨物自動車運送事業者の最大の使命であり、このような事故は国民の生命、身体、財産を害し、運送事業の社会的信頼を大きく失うことになる。これを受け、安全運行の確保として2項目を通知した。

1、運行管理業務を再確認し、安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施すること。
@貨物自動車運送事業の事業用自動車の運転者の勤務時間及び乗務時間に係る基準を遵守する。
A確実に点呼を実施し、道路の状況、乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握に努める。
B運転指示書を作成し、適切な指導を行う。

2、運行にあたっては、車両の点検整備を確実に実施するとともに、乗務員に対して制限速度の遵守をはじめとした道路交通法等の法令遵守の徹底を図るなど、安全の確保を最優先するよう関係者に徹底すること。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連