2016年03月31日
【物 流】全ト協 平成28年春の全国交通安全運動を実施
全日本トラック協会（全ト協）は、平成28（2016）年4月6日から4月15日までの期間中に平成28年春の全国交通安全運動を効果的に実施する。実施にあたっては「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とするほかに、「自転車の安全利用の推進（特に、自転車安全利用五則の周知の徹底）」「後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」 及び「飲酒運転の根絶」に留意し、さらに事業用トラック向けの対策を含めた下記4事項について積極的に取り組む。
①安全運行の確保
最重要推進項目として、追突事故の防止、交差点事故の防止を徹底する。そのために、「トラック追突事故防止マニュアル」、「トラック交差点事故防止マニュアル～交差点事故撲滅キット～」等を活用し、追突事故防止の徹底を図ると同時に、交差点事故の防止に努める。具体的には、運転者教育を実施する、横断歩道手前では最徐行又は一時停止をする、左右をバランスよく安全確認することを徹底するなどして、交差点左折時の自転車巻き込み事故や右折時の横断歩行者との接触事故の防止を図る。その他、重点推進項目として、飲酒運転の根絶やトレーラー事故の防止等を徹底する
②車両の安全性確保
車両の安全性確保のために事業者等は「自動車点検整備推進運動」及び「不正改造車を排除する運動」を積極的に推進し、車両の日常点検及び定期点検の確実な実施に努め、不正改造の防止を徹底する
③事故情報等の収集による安全意識の高揚
事故情報等の収集によって安全意識を高揚させるため、事業者等は全ト協ホームページ上に掲載されている「トラックの重大事故にかかる統計データ」や、国土交通省メールマガジン「事業用自動車安全通信」等を活用し、事業用自動車の重大事故発生状況、事業用自動車に係る各種安全対策等についての情報収集に努めることで、従業員の安全意識の高揚を図る
④広報活動の推進
広報活動を推進するために全ト協並びに各都道府県トラック協会は、ポスター、機関紙（紙）、ホームページ等を用いて運動の主旨の徹底を図る
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:57| 物流事業者
