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2016年03月30日

【物 流】国交省 大型車誘導区間の追加指定の運用開始


国土交通省(以下、国交省)は、平成28(2016)年4月1日より大型車誘導区間を約700km追加し、運用を開始する。

大型車誘導区間を指定することで、大型車の望ましい経路への誘導、適正な道路利用を促進し、老朽化への対応を進める。また、特車通行許可の手続き期間において大型車誘導区間内を走行する場合、国が一元的に審査を行うことで、許可までの期間が通常20日程度のところ、3日程度に短縮される。

今回、物流の国際競争力強化の観点から、大型車誘導区間の国際戦略・国際拠点港湾との直結を進めるため、誘導区間から物流拠点までのラスト1マイルを追加指定した。これにより、大型車誘導区間と物流拠点が直結する割合は、これまでの12%から20%に増加する。

国交省は、大型車誘導区間において物流効率化や環境保全等の観点から、ラスト1マイルを更に検討・追加していく。さらに、渋滞や事故を避けた効率的な経路選択が可能となるETC2.0特車ゴールド制度と連動しながら、物流効率化による生産性向上に資する区間の充実を検討していく。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連