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2016年03月28日

【流 通】オリックスグループ 配偶者転勤による勤務地変更・休職などの人事制度新設


オリックスは、オリックスグループの国内各社において、社員の柔軟な働き方を一層支援することを目的に、配偶者転勤に伴う「エリア変更制度」「休職制度」、退職理由を問わず再入社できる「カムバック再雇用制度」やグループ会社間の「転籍応募制度」を新たに導入した。

オリックスグループは、さらなる成長のためには、社員一人ひとりが培った経験や知識をさらに高め、継続的に発揮し伝承していくことが不可欠だとする一方で、定年延長や夫婦共働き世帯の増加、女性活躍推進法の施行など、世の中の環境変化に伴い、働き方の多様な選択肢へのニーズが益々高まっている。

オリックスは、1982年より一般職から総合職への職種転換制度を導入するとともに、新卒の女性総合職の採用を開始するなど、早くから性別や年齢などを問わず社員それぞれの能力や専門性を最大限に生かせる職場づくりを目指してきた。

また現在では、育児や介護を理由に社員自らが望んだ場合に、現在の職種・等級よりも一時的に役割サイズを限定した職種・等級への転換を可能とする「キャリアセレクト制度」などを導入し、社員のライフイベントなどに応じた働き方の多様性や自由度を高め、ダイバーシティのさらなる推進を図っている。

今回、地域限定型総合職および一般職社員が、配偶者の転勤などにより現在の職場で働き続けることが困難な場合の選択肢を提供するため、新たな制度を導入した。同時に、退職理由に関わらず再入社の応募ができる制度や、多角的な事業を展開するオリックスグループでさらに自身の専門性を磨き続けるために本籍会社からの転籍を応募できる制度を導入し、社員の多様なキャリア形成をサポートする。

新制度は、グループ主要12社(従業員数約9,000人)で導入し、「配偶者転勤エリア変更制度」「配偶者転勤休職制度」については約3,000人の地域限定型総合職および一般職の社員が対象となる(※)。

※ オリックス、オリックス不動産、オリックス自動車、オリックス・レンテック、オリックス生命保険、オリックス銀行、オリックス・クレジット、オリックス債権回収、オリックス環境、オリックス資源循環、オリックス・システム、エヌエスリースの計12社。会社の規模や業務内容により一部の制度のみを導入した会社も有り

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通