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2016年03月22日

【物 流】国土交通省生産性革命本部(第一回会合)を開催


国土交通省(以下、国交省)は、2016(平成28)年3月7日、「国土交通省生産性革命本部」第一回会合を開催した。

国土交通省生産性革命本部は、日本の人口減少を背景に、省を挙げて「社会のベース」、「産業別」、「未来型」の3つの分野の生産性向上に取り組み、労働者の減少を上回る生産性を向上させることで我が国経済の持続的で力強い成長に貢献することを目的として発足した。

プロジェクト第一弾では、「社会のベース」の生産性を高めるプロジェクトとして、日本を取り巻く状況を、これまで把握できなかったデータに基づく科学的分析で「見える化」し、高速道路渋滞のピンポイントな対策を実施した。さらに、首都圏高速道路の料金を見直し、渋滞緩和による生産性向上を促進する。

また、「未来型」投資・新技術で生産性を高めるプロジェクトとして、ビッグデータを活用し、急所を事前に特定する科学的な道路交通安全対策を実施した。運転者の運転特性を保険料に反映させる「テレマティクス保険」の普及・促進による、ドライバーの安全運転に対する意識の向上が挙げられている。

このほかにも、「産業別」の生産性を高めるプロジェクトとして、新たな住宅環境システムの構築と住生活産業の成長の為の対策が挙げられた。

国交省は、今後、会合を月一回程度開催し、熟度の高まったものから順次プロジェクトとして発表していく。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連