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2016年03月15日

【知 識】電算システム 比・バヤドセンターと収納代行サービス事業で合意覚書を締結


電算システムは、フィリピン最大の電力会社メラルコ(MERALCO)グループで、フィリピン最大手の収納代行窓口企業であるシーアイエスバヤドセンター社(CBCI:CIS Bayad Center,Inc.以下「バヤドセンター」)と収納代行サービス事業に関する合意覚書(Memorandum of Agreement 以下、MOA)を締結した。

電算システムとバヤドセンターは、電算システムが日本で提供している収納窓口サービス(商品サービス名:ビズエージェント、以下、Biz@gent)をフィリピン国内の小売業店舗で収納代行が取扱いできるよう専用のソフトウェアとして開発の上バヤドセンターに提供し、両社共同で同国内の小売業店舗の開拓をすることに合意した。更に、両社は取引関係を発展させるための協議及び検討を継続することも合わせて合意した。

フィリピンにおける収納代行サービスは、日本で行われているようなバーコード等で統一した収納方式がないことから、企業、政府機関が発行する請求書を消費者がバヤドセンターの窓口に差し出し支払い受付する際の取扱業務は、請求書を発行する企業、政府機関ごとで、それぞれ異なっており、煩雑な処理が必要となり受付に時間がかかっている。また、窓口を利用する消費者にとっても、料金支払いのために長い列に並ぶ必要があり、多くの時間を費やしている。今回のMOAによって、両社は同国における取扱業務の簡素化を目指すとともに、同社向けにパッケージ化された高品質なBiz@gentのサービス提供を行うことで、バヤドセンター窓口を急速に拡大させ、取扱件数の更なる増加を狙う。

電算システムは、2020年までの長期経営計画において、日本国内で培ってきたIT技術と蓄積された収納代行サービスのノウハウを海外に展開することで決済ビジネスの更なる拡大を目指している。この長期経営計画のもと、高い経済成長率や消費意欲も旺盛な国民性に加えて、国際送金サービス代理店業務から得た知見から、その最初の海外進出先をフィリピンと定め、同国最大手の収納代行企業であるバヤドセンターを事業パートナー候補先として、両社によるフィジビリティスタディを実施の上、協業の検討を行ってきた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識