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2016年03月09日

【物 流】トラック輸送情報 平成27年12月分


国土交通省は平成28(2016)年3月4日に、平成27年12月分のトラック輸送情報を発表した。

調査対象24社の12月の特別積合せ貨物の輸送量は、6,146,633t(前月比114.0%、約757千t増/前年同月比99.5%、約34千t減)となった。平均稼働日数は、23.3日(前月比0.8日増/前年同月比0.0日減少)であり、稼働1日当たりの輸送量は、263,804t(前月比110.1%、約24千t増/前年同月比99.5%、約1千t減)となっている。

品目別及び地域別輸送状況の調査対象である25社は、前月と比べると「化学工業品」、「食料工業品」、「日用品」で輸送量が増加したと回答する事業者が多くいた。増加要因として工場・生産地からの貨物増であり、また季節的需要増が「その他(百貨店配送品)」で見られ、主な地域は関東地方から中国の範囲となっている。前年同月比の輸送量では、「機械」、「食料工業品」は増加し、「金属製品」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「日用品」は減少したと回答している事業者もいた。 

一般貨物の輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(12月の回答事業者820社/調査対象事業者数1,006社)の輸送量は、前月比100.9%、前年同月比96.7%となっている。その中でも近畿の輸送状況は、前月比101.7%、前年同月比95.4%となっており、年末に向けた出荷増のため「機械」、「日用品」が増加したと回答する事業者があった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連