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2016年03月07日

【物 流】NEXCO東日本 首都圏の新たな高速道路料金を公表


東日本高速道路(以下、NEXCO東日本)は、平成28(2016)年4月1日午前0時から首都圏の高速道路の通行料金を変更する。国土交通省が公表した「首都圏料金の賢い3原則」(下記)のうち、@とAにそった具体的な施策を実施する。

「首都圏料金の賢い3原則」
 @ 利用度合いに応じた公平な料金体系
 A 管理主体を超えたシンプルでシームレスな料金体系
 B 交通流動の最適化のための戦略的な料金体系

@ 利用度合いに応じた公平な料金体系に対して、自動車国道の大都市近郊区間の水準に統一する。

A 管理主体を超えたシンプルでシームレスな料金体系に対しては、車種ごとの料金体系が異なっていた車種区分を5車種区分に統一する。

また、これに加え、起終点を基本とした継ぎ目のない料金を実現するため、都心部の政策的な課題を考慮し、圏央道や外環道の利用が料金の面において不利にならないよう、経路によらず、起終点間の最短距離を基本に料金を決定する。(圏央道経由の料金>都心部経由の料金の場合、圏央道経由の料金を引下げ)

例えば、厚木から久喜まで圏央道を利用した場合は3,770円、圏央道と外環道両方を利用した場合、5,210円となっている料金を同一発着同一料金として、3,310円にする。このような料金決定に至った理由として、NEXCO東日本は、当面は料金体系の整理・統一における激変緩和措置を考慮し最安値にしたと述べた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連