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2016年03月04日

【物 流】平成28年度ドライバー等安全運転教育訓練促進助成制度


全日本トラック協会(以下、全ト協)は、平成28(2016)年3月1日に、「平成28年度ドライバー等安全運転教育訓練促進助成制度について」を発表した。同制度は、全ト協の指定する総合的な安全教育訓練施設にドライバー等を派遣し、訓練を実施しようとするトラック事業者に対して助成を行うものである。同制度の背景には、大型トラックによる事故が頻発する中、ドライバーの安全意識の高揚や安全運転技能の向上が課題であり、業界を挙げて従業者教育の充実効果への取組みが要請されていることが関係している。その中でも、中小事業者を中心に安全教育訓練に要する時間やコストが負担となり実践的な教育訓練の実施機会が不足していることも挙げられる。

平成28年度ドライバー等安全運転教育訓練促進助成制度は、平成28(2016)年4月1日から平成29(2017)年3月31日までの1年間が対象で、受給資格は、自社のトラックドライバー及び安全運転管理者に対する安全教育訓練を実施する各都道府県トラック協会の会員事業者に限られている。助成対象研修施設は全国に用意されており、助成金額は特別研修で受講料の7割(Gマーク認定事業所の場合は、受講料の全額)、一般研修は一講座につき1万円の定額となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者