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2016年02月22日

【流 通】凸版印刷 「ユニバーサルマナー検定」開始


凸版印刷は、「ユニバーサルマナー検定」の実施、ならびに障がい者や高齢者視点に立った製品・サービス開発のコンサルティング業務の提供を、2016年3月より本格的に開始する。

「ユニバーサルマナー検定」は、障がい者や高齢者など、多様な人々への応対スキルや知識が習得できる検定制度で、サービスの開始にあたり、凸版印刷はミライロと業務提携した。

2016年4月からの「障害者差別解消法」の施行に伴い、障がい者や高齢者など、より多くの人々にとって住みよい社会を実現するための取り組みが企業にとって喫緊の課題になっている。

凸版印刷では、ユニバーサルデザインを企業活動における最も基本的な考え方の一つと捉え、2001年に「トッパンユニバーサルデザイン7原則」を策定し、2010年に「トッパンユニバーサルデザイン宣言」を発表し、多様性に配慮した社会の実現に貢献している。また、ユニバーサルデザインへの対応指針を、コミュニケーションデザインとパッケージデザインそれぞれ独自に設け、製品・サービスの開発を行っている。

ミライロでは、バリア(障がい)をバリュー(価値)に変える「バリアバリュー」の理念のもと、ハードとソフトの両面から企業や団体のユニバーサルデザインを支援。現在約300社で採用されている。

凸版印刷はミライロとの業務提携を機に、凸版印刷社員に向けた「障害者差別解消法」についての勉強会や、「ユニバーサルマナー検定」の取得を促進。専門的な知識を習得することにより、製品や施設デザインなどのハード面から、調査や対応マニュアルの策定、情報発信などのソフト面まで、より多くの人に利用しやすい総合的な製品・サービスの提供を支援していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:16| 流通