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2016年02月17日

【環 境】ソーラーフロンティア 世界最大級の船舶向け太陽光発電システム提供


平成28(2016)年2月9日、熊本県長洲港において、ソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池を提供した、低エミッション船「DRIVE GREEN HIGHWAY」(川崎汽船)の命名引渡式が開催された。同船に搭載された太陽光発電システムは、船舶向けとしては世界最大規模の150Kw相当、世界最高水準の低エミッション船の誕生となる。

DRIVE GREEN HIGHWAYは7,500台積の大型自動車運搬船で、川崎汽船が推進する「DRIVE GREEN PROJECT」において、省エネと環境保全を追及するフラッグシップとして建造された。船舶の大型化をはじめ、複数の環境負荷低減や省エネを実現させる最新装置の搭載に成功。結果、既存船と比較して、輸送車両1台当り、二酸化炭素(CO2)排出量25%以上の低減、窒素酸化物(NOx)90%以上、硫黄酸化物(SOx)50%以上削減できる見込みとなっている。

ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池パネルは、同船舶のトップデッキに合計912枚設置されており、発電した電力によって、車両デッキ全てのLED照明を賄える見込となっている。また、高温や塩害などの過酷な状況下でも発電能力の低下が少なく、結晶シリコン系太陽電池と比較して高い実発電量を実現。これらの特徴を活かし、多様な気候に晒されながら世界中を航海する船舶に安定した電力の供給を行い、環境負荷低減に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】