2016年02月09日
【物 流】国交省 トラック輸送情報（平成27年11月分）を公表
平成28(2016)年2月4日、国土交通省（国交省）はトラック輸送情報（平成27年11月分）を公表した。
これによると、調査対象24社の特別積合せ貨物の輸送量は5,389,483トンで、前月比で約193千トン減少（前月比96.5%、季節調整済み99.3%）であり、前年同月比で約141千トン増加（前年同月比102.7%）であった。また、調査対象14社の宅配便貨物の取扱個数は約320,873千個で、前月比で約21,957千個増加（前月比107.3%、季節調整済み99.7%）であり、前年同月比で約16,099千個増加（前年同月比105.3%）となった。
品目別の状況をみると、「その他」以外の全ての項目において輸送量が前月より減少したと回答した事業者が多く、主な要因としては工場・生産地からの貨物減が挙げられた。また、「化学工業品」においては倉庫から出る貨物減が、「日用品」では季節的需要減がそれぞれ要因として挙げられた。主な減少地方は関東地方から中国の範囲であった。
前年同月比では「農水産品」「機械」で増加したと回答した事業者があり、その要因としては工場・生産地からの貨物増であった。
一般貨物においては、全国の輸送量は前月比95.9%、前年同月比で98.2%と減少傾向であった。地域別にみると、中部・近畿・四国・沖縄において前年同月比で増加し、その他の地方では減少した。最も減少したのは北陸信越で、「穀物」「鉄鋼」「金属製品」などの貨物減が要因となり、前年同月比で88.9%であった。前月比では四国・沖縄で増加となり、それぞれ「野菜・果物」・「金属製品」などが要因となった。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:50| 行政関連
