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2016年02月08日

【知 識】NTTT西日本と吉本興業 「笑福度診断」で笑いを視える化


NTT西日本と吉本興業は、「バイタルデータ」で「笑い」を視える化する「スマート光お笑い劇場」を、2016年2月3日から共同開催する。

バイタルデータを用いた研究は数多く行われており、その知見に基づいたサービスは医療分野における心電図を用いたストレス測定等で、すでに実現されているが、より幅広い分野での活用が各方面で検討されている。例えば、コンサート等のイベント会場において、感動・興奮等の「ココロの状態」を推定し可視化することで、入場者は客観的な振り返りや友人との共有等が可能になり、これまでにない楽しみ方を実現できる。

バイタルデータ活用におけるノウハウをもつNTT西日本と、「お笑い」に係わる多くのノウハウをもつ吉本興業の両社は、関西の文化の一つである「お笑い」の新たな楽しみ方やワクワク感をお客さまに提供できるよう協議した結果、「笑福度」として笑いを視える化できる、今回のイベント開催にいたった。

スマート光お笑い劇場は、NTTスマートコネクトが提供する「ココロの視える化サービス」を活用したイベントの第3弾として、バイタルデータ計測用の装置を設置した座席において、観劇中の表情から算出した笑顔率に加え、心拍数、呼吸数等のデータを収集、解析して笑いを数値化することで、笑ったレベルを“視える化”し、バイタルデータを活用した新しい劇場の楽しみ方を提供する。なお、バイタルデータの取得にあたり、NECとシャープが技術協力している。

今後、NTT西日本では、様々なパートナーと共に、映画館の観客やスポーツ選手等のエンターテイメント分野やスポーツ分野を中心に、ココロの可視化や新しい楽しみ方を提供する等、バイタルデータを活用したビジネスの推進に取り組む。吉本興業は、主要事業のひとつである、なんばグランド花月をはじめとした常設劇場にて顧客を楽しませる「テーマパーク化」を推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識