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2016年02月01日

【知 識】秋田県食肉流通公社とヤマトグループ 「タイ向け秋田牛の輸出販売に関する基本契約」締結


秋田県食肉流通公社、ノーブルモノ社とヤマトグループは、「タイ向け秋田牛の輸出販売に関する基本契約」を締結した。

秋田県食肉流通公社は、秋田県における肉畜及び食肉流通の合理化を図り、畜産農家の経営安定と県民生活の向上に寄与することを目的として、秋田県からの出資を受け、広域的かつ公共的な事業を行ってきた。しかし、TPP協定などの輸入外圧が高まる中、転じて海外に販路を拓く取り組みが課題となっている。

ノーブルモノ社は、タイにおける食肉輸入と販売を手がける会社として2015年設立され、タイの高級飲食店等に秋田牛の販売拡大を推進している。また、ヤマトグループは、「プロジェクトG(government)」と掲げた地域・行政と連携した取り組みを推進している。

今回、北都銀行が中心となって上記三者間の連携を図り、産官金一体となって取り組んだ結果、秋田県食肉流通公社・ノーブルモノ社・ヤマトグループは3社間の売買基本契約を締結した。今後は、秋田県食肉流通公社に代わってヤマトグループがノーブルモノ社から注文を受領すると共に、輸出者として輸出にかかわる一切の業務を行った上で、タイのノーブルモノ社へ輸出販売する。これにより、ヤマトグループは、秋田県食肉流通公社を通じた秋田牛の輸出を促進し、海外における秋田牛の販売強化を支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:49| 知識