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2016年01月18日

【物 流】平成27年12月度 JR貨物輸送実績


平成28(2016)年1月13日、日本貨物鉄道(JR貨物)は平成27(2015)年12月度の輸送実績を発表した。

同月は、北日本地区における発達した低気圧接近等の影響により、月全体では高速貨25本が運休となった(前年同月は高速貨261本が運休)。

コンテナ貨物の輸送実績は、1,977千トン(前年同月比104.1%)であった。
品目別の輸送実績では、鉄道へのシフトが進んでいる積合せ貨物(255千トン・同比115.2%)、食料工業品(355千トン・107.6%)が増送した他、農産品・青果物が北海道地区の玉ねぎ及び馬鈴薯が生育良好であったことを受け増送した(209千トン・同比100.8%)。

一方、新聞紙・コート紙の需要が落ち込んだ紙・パルプ(282千トン・同比99.5%)、サプライヤーからの輸送が現地調達化や海外調達化により低調な自動車部品(56千トン・同比97.2%)、白物家電の売行き不振が続く家電・情報機器(39千トン・同比97.6%)は減送した。

また、車扱貨物の輸送実績は、883千トン(同比88.4%)であった。
品目別の輸送実績では、石油(649千トン・同比91.5%)が気温上昇による灯油の売行き不振、セメント・石灰石(93千トン・同比68.1%)が顧客工場の定期修理などにより低調な発送となる等、全体的に減送した。

コンテナ貨物・車扱貨物の合計では、2,860千トン(同比98.7%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者