<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2016年01月15日

【物 流】国交省 「トラック輸送情報(平成27年10月)」を発表


国土交通省(以下、国交省)は、「トラック輸送情報(平成27年10月)」を発表した。

該当月における調査対象24社の輸送量は、5,582,381t(前月比約415千t増、108.0%/前年同月比約42千t減、99.3%)だった。平均稼働日数は24.7日(前月比1.9日増/前年同月比0.3日減)となっている。稼働1日当たりの輸送量は、226,007t(前月比約1千t減、99.7%/前年同月比約1千t増、100.5%)

品目別及び地域別輸送状況では、調査対象となった25社において、全ての品目で、輸送量が前月より増加したと回答している事業者が多かった。増加要因は工場・生産地からの貨物増であり、中でも倉庫から出る貨物増では「化学工業品」で、季節的需要増は「日用品」が挙げられている。地域については、関東地方から近畿地方の範囲で増加したと回答する事業者が多かった。また、前年同月と比較した場合、「農水産品」の輸送量が増加したと回答する事業者があったものの、輸送量が減少したと回答する事業者があった。

一般貨物輸送状況では、全国の一般貨物トラック事業者(該当月の回答事業者813社/調査対象事業者数1,006社)の輸送量は、前月比107.1%、前年同年比97.9%となっている。

その中でも近畿圏の輸送量は、前月比106.6%、前年同月比98.7%となっており、品目別では季節的需要により「食料工業品」、「その他の製造工業品」の輸送量が増加、また、「機械」、「その他の化学工業品」の輸送量が増加したと事業者は回答している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連