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2016年01月07日

【環 境】積水ハウス、COP21の約束実現に向けてZEHの普及を推進、2020年までに新築80%


積水ハウスは、COP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)での日本の公約の実現に向け、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の普及を推進する。平成32(2020)年までに新築住宅の80%にし、既存住宅のリノベーション(改修)を進め、環境への取り組みを環境大臣と約束する「エコ・ファースト企業」として率先して取り組む。

COP21で日本は、平成32(2020)年までの温室効果ガス排出量の26%削減(平成25(2013)年比)を公約した。この中で家庭部門に関しては39.3%の削減が求められる。ZEHは、年間の消費エネルギーと、太陽光発電などで創出するエネルギー量が差し引きでおおむねゼロになる住宅を指し、同社は平成25(2013)年からZEH対応商品「グリーンファーストゼロ」を販売している。

グリーンファーストゼロは、高い断熱性と最新の省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減し、太陽光発電などの創エネでエネルギー収支をゼロにする。普及率は平成26(2014)年度が60%、平成27(2015)年度の上半期は74%となった。特に燃料電池を積極的に採用し、累計3万7000台を導入し、平成28(2016)年度には、さらに断熱性能を高める「複層真空ガラス」なども取り入れる。

グループ各社のノウハウと技術を活用して最適で健康寿命を延ばす「グリーンファーストリノベーション」を提案し、20年前の住まいでも、断熱性能の向上や省エネ設備、太陽光発電などでCO2排出量が50%以上削減できる。積水ハウスはCOP21で「建物および建設部門における共同宣言」に日本の民間企業で唯一賛同・署名した。これを機に国際的なCO2削減の公約達成に向けた行動を一層加速させる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】