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2015年12月25日

【流 通】日本オラクル 電力・ガス会社の現場作業員向けのモバイルアプリ発表


日本オラクルは、電力、ガスなど公益事業者の現場作業員向けの新しいモバイル・アプリケーション「Oracle Utilities Operations Mobile Application(オラクル・ユーティリティーズ・オペレーションズ・モバイル・アプリケーション)」の提供を開始した。

歴史的規模の気象災害の発生、顧客ニーズの多様化、また、電力自由化等による競争激化など、公益事業者を取り巻くさまざまな環境の変化により、規制当局と顧客の両方が、公益事業者にサービス品質の向上を求めるようになっている。これらの環境変化に柔軟に対応し、顧客のニーズに迅速にこたえるためにはモバイルに対応した新しいカスタマー・エクスペリエンスによる需要家へのサポートや、供給停止等の計画外事象が発生した際の現場対応力の改善など、公益事業者はビジネス・プロセス全体を見直す必要がでてきた。このような中、オラクルは、現場作業員が現地から社内のシステムにアクセスし、配管・送電系統やネットワークの障害や供給停止に対して必要な現場作業のコスト、スピード、情報の緻密さや正確性等の課題を解決するための新しいモバイル・アプリケーションとして「Oracle Utilities Operations Mobile Application」を発表した。

「Oracle Utilities Operations Mobile Application」は、オラクルが従来、公益企業向けに提供していた電力・ガス供給網管理システム「Oracle Utilities Network Management System」の一製品で、現場作業員は電子データをモバイル端末に取り込み、道路の閉鎖や倒木など、供給停止以外の計画外事象に関連する障害状況レポートの作成、適切な出向指示の送受信、作業完了後のレポート作成、さらにこれらのレポートの社内システムへのアップロードや可視化などを作業現場からも行うことができる。「ダウンロード・アンド・ゴー」という手法により、現場作業員は障害状況確認やサービス復旧作業の迅速な開始に必要なツール、システム、プロセスをモバイル端末にダウンロードして活用することができ、必要なツールを効果的に利用して社内システムとの円滑な連携を実現する。また、現場への持ち込みが考えられるほとんどの一般的モバイル・デバイスに対応している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通