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2015年12月24日

【物 流】JR貨物 平成28(2016)年3月のダイヤ改正で新しい輸送サービス開始


JR貨物は平成27(2015)年12月18日、平成28(2016)年3月のダイヤ改正に伴い、コンテナを利用する顧客のニーズに沿った利便性が高い商品の提供を行うために、平成28(2016)年3月26日より新しい輸送サービスを提供すると発表した。

【サービスの主な内容】

■関東・関西間に速達タイプのコンテナ列車を新設

トラックドライバー不足などの問題を背景に、トラックから鉄道への輸送モードをシフトする機運が高まっている中、顧客からの要望が多い物流の大動脈である関東⇔関西間に、深夜発早朝着の速達タイプのコンテナ列車を新設する。
<運転区間>
吹田タ − 東京タ(所要時間7時間41分) 、列車番号56
東京タ ー 吹田タ(所要時間6時間53分) 、列車番号57
両車両とも24両編成、12ft換算で120個の輸送力を保持。

■列車再編による、首都圏周辺エリアから九州向け輸送力の大幅増強

鉄道貨物輸送の最大のメリットである中長距離輸送においては、鉄道へのモーダルシフトの動きが年々加速している中、特に、首都圏及び周辺エリアから九州方面への輸送需要は高い。首都圏の圏央道の開通などにより、今後さらなる需要拡大が見込まれることから九州方面への直行輸送力を大幅に増強する。

■コンテナ貨車増結による、輸送需要が旺盛な地域間の輸送力増強

東海・北陸・信越エリアから関西以西への輸送ニーズに応えるため、この区間を走行する列車にコンテナ貨車を増結することで輸送力を増強する。

■主要都市間のコンテナ列車速達化などによるリードタイム短縮

高まる輸送需要に応えるため、輸送需要が旺盛な区間や速達性を重視する区間を中心に、コンテナ列車の速達化や発着駅間のリードタイム改善により、商品力強化と顧客サービスのさらなる向上を図る。

JR貨物はその他、機関車18両、コンテナ貨車209両、コンテナ4,000個を新製・増備する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者