2015年12月18日
【物 流】全ト協 平成27(2015)年度は8,140事業所を安全性優良事業所に認定
平成27(2015)年12月15日、全日本トラック協会は「平成27年度貨物自動車運送事業安全性評価事業」(Gマーク制度)の評価を決定し、平成27(2015)年度安全性優良事業所として8,140事業所を認定し、過去最高となった。同事業は、利用者がより安全性の高い事業者を選びやすくし、事業者の安全性を正当に評価・認定・公表するもので、平成15(2003)年7月から開始した。
平成27(2015)年度は、申請件数8,420事業所のうち8,140事業所が認定され、認定件数は前年比で685件増加した。認定率は97.1％となり、前年比で2.0％上昇した。また、平成24(2012)年度〜平成26(2014)年度に認定した14,232事業所と合わせると、安全性優良事業所は22,372事業所となった。今回の認定で、全国のトラック運送事業所数83,789事業所の4分の1以上となる26.7％が安全性優良事業所となった。
地域別に見てみると、最も認定件数が多かったのは関東で、申請受理件数は2,403事業所、認定件数は2,349事業所となり、認定率は98.2％であった。近畿では申請受理件数は1,268事業所、認定件数は1,213事業所となり、認定率は96.0％となった。
全ト協は、今後も引き続き認定事業所を拡大するため、認定事業所のインセンティブの拡充、荷主団体等に対する認定事業所の利用促進、巡回指導時等における積極的な普及促進活動等に努めるとしている。
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投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
