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2015年12月16日

【物 流】平成27年11月度 JR貨物輸送実績


平成27(2015)年12月11日、日本貨物鉄道(JR貨物)は平成27年11月度の輸送実績を発表した。

同月は、北日本地区における発達した低気圧接近等の影響により、月全体では高速貨20本が運休となった(前年同月は高速貨2本が運休)。コンテナ貨物の輸送実績は、1,895千トン(前年同月比99.9%)であった。

品目別の輸送実績では、鉄道へのシフトが進んでいる積合せ貨物(222千トン・同比108.3%)、食料工業品(305千トン・102.4%)が増送した他、エコ関連物資(35千トン・同比104.4%)等も前年を上回った。
一方、北海道地区の玉葱及び馬鈴薯が市場価格下落に伴う出荷調整等により低調な農産品・青果物(222千トン・同比96.9%)、新聞紙・コート紙の需要が落ち込んだ紙・パルプ(276千トン・同比98.0%)、白物家電が売行き不振であった家電・情報機器(36千トン・同比94.0%)のほか化学薬品(130千トン・同比96.5%)及び化学工業品(176千トン・同比99.3%)等は前年を下回った。

また、車扱貨物の輸送実績は、733千トン(同比94.0%)であった。
石油(468千トン・同比94.6%)が上旬から中旬にかけての気温上昇による灯油の売れ行き不振等で減送した。

コンテナ貨物・車扱貨物の合計では、2,628千トン(同比98.1%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者