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2015年11月27日

【環 境】ヤマト運輸 「モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)」受賞、鉄道拡大を評価


ヤマト運輸は、日本物流団体連合会主催「第13回 モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」において、九州発関東行き荷物のモーダルシフト拡大の取り組みが評価され、「モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)」を受賞した。ヤマトグループは、「ネコロジー」を合言葉に環境を意識した事業活動に取り組んでおり、特にCO2削減の取り組みとして、幹線輸送に鉄道などを利用するモーダルシフトを全社で推進している。

九州発関東行きの荷物の幹線輸送はトラックが主体で、鉄道輸送はJR貨物駅に近接した福岡ベース(福岡県の西部を担当する物流ターミナル)でのみ実施していたが、鉄道輸送を拡大するため、佐賀ベース(佐賀県全域)と北九州ベース(福岡県東部)から関東への荷物を福岡ベースに集約した。これまで、各ベースで関東の1都7県ごとに行っていた仕分けも、鉄道ダイヤに合わせるため関東行きにまとめ、九州での作業時間を短縮し、荷物の仕分け作業は、到着側の羽田空港に隣接する国内最大級の24時間稼動の物流施設「羽田クロノゲート」で行う新しい輸送スキームを構築した。佐賀ベース、北九州ベース発関東行きの荷物を福岡ベースへ集約し鉄道利用を拡大したことにより、年間延べ約2,300台のトラックを削減でき、約1,800tのCO2削減が実現した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】