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2015年11月24日

【アジア】安川電機 韓国ロボットセンタ設立

安川電機は、韓国におけるロボット事業の強化を目的に、韓国大邱(テグ)市に、100%子会社である韓国安川電機の南部支店を拡大・移転するとともに、韓国ロボットセンタを設立した。

韓国には自動車・半導体・液晶を始めとした世界でもトップシェアを誇る大手企業が多く存在し、その部品を生産する企業も含め、ロボットを利用した自動化においても先端を走る企業が多数存在する。

安川電機は1978年に韓国に駐在員事務所を設立以来、1994年10月に現地法人である韓国安川電機を設立、モーションコントロール製品を中心に事業を展開してきたが、2000年代に入り、現地での生産自動化に貢献すべくロボット事業活動を推進・拡大し、多くの自動車・半導体・液晶生産設備で、産業用ロボット「モートマン」が継続的に使用されている。同社は韓国市場における販売・サービス体制を更に充実させ、顧客開拓及び顧客の価値創造を一層支援するべく、韓国ロボットセンタを開設した。

韓国ロボットセンタは、これまで提供してきた顧客へのロボット操作教育、保守教育を充実させるとともに、「来て・見て・触って」をコンセプトに、顧客への実機を使ったデモやテストを通じて、ロボットへの理解を深めていただくことを目的としている。

また、現地での自動化ニーズが高い自動車、電子関連だけでなく、食品・医薬品・化粧品等、今後一層の自動化拡大余地のある産業分野のお客様へ、各種ロボットソリューションを提案・提供する。

さらに、同施設の稼働によりロボットを使った自動化設備の設計・製作を顧客から請け負うシステムインテグレータ(以下、SI)への情報提供や教育などのサポート体制を整備し、SI専用の施設を設け、SIとの関係を強化し、事業の拡大に繋げていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア