<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2015年11月17日

【物 流】首都高速道路  中央環状線開通6カ月後整備効果を発表


首都高速道路は平成27(2015)年11月12日、中央環状線(高速湾岸線〜高速3号渋谷線)の開通後6カ月(同3月7日開通)の整備効果を取りまとめた。

物流ネットワークの効率化の面では、大型貨物車の経路として、中央道方面と大井埠頭・羽田空港方面の輸送経路はこれまで一般道路や都心環状線を利用していた交通の約8割が中央環状線経由に転換し、輸送時間が3割短縮できたと発表した。また高速道路を利用した効率的な物流ネットワークができたことで、物流の効率化、国際競争力の強化にも貢献できていると述べている。

分担率
 <開通前>
  都心環状経由(首都高速)74.1%、一般道路25.9%
 <開通後>
  中央環状経由82.4%、一般道路12.5%、都心環状経由(首都高速)5.1%

輸送時間の変化
 <開通前>
  都心環状経由(約36km)43分
 <開通後>
  中央環状経由(約29km)29分

その他、築地方面と山梨間で水産物を扱う物流事業者は中央環状線の開通により、リードタイムが短縮され、余裕をもった配送ができるようになったという声もヒアリング調査でまとめている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連