2015年11月09日
【物 流】国交省「第2回共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」の開催
国土交通省(国交省)は、平成27(2015)年10月29日に「第2回共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」を開催すると発表した。
この検討会は、CO2排出量削減に資する積載率の向上のために共同輸配送を促進するためのものであり、荷主間、物流事業者間、荷主・物流事業者間の情報共有が不可欠であるとしている。さらに、平成26年度と平成27年度の2年間で企業間の物流情報共有において利便性の高いマッチングシステムの在り方を環境省と連携して検証している。
平成27年度 第1回検討会では、平成26年度に整理した改善点を踏まえたマッチングシステムの情報項目の追加等の改修や、鉄道や船舶のダイヤ情報閲覧機能の追加等について議論を行った。第2回では、改良したマッチングシステムの試行運用とマッチングシステムの運営に適した組織の特性について検討するとしている。
また、調査の一環として、企業の「出会い」のための「検証用マッチングシステム」を試作開発し、一定期間の運用を行うことで企業間の共同輸配送実現に向けた連携(マッチング)の課題整理を行い、共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みを構築する必要があるとしている。運用プロセスとしては、1. 物件情報の登録、2. 情報照会(話し合いの依頼)、個別の話合い、共同配送、3. 結果登録・集計とCO2の削減といった仕組みを考えている。
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投稿者：gotsuat 18:11| 行政関連
