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2015年11月06日

【環 境】カネカ、小松精練と共同で高視認性安全作業服向けの着色加工技術を開発


カネカは、小松精練と共同で、難燃性を保持した素材に対する高視認性衣服の世界規格「ISO 20471」の基準をクリアする着色技術を開発した。カネカは生地製造メーカーもしくは紡績会社へアクリル系合成繊維「プロテックスR」を販売し、小松精練は製造された生地にこの着色加工を施し、安全作業服の縫製業者等へ生地供給を行う。

昨今、作業員の安全性確保のために、電力、鉄道現場などで使用されるユニフォームについて、難燃性とともに、高視認性を兼ね備えた素材が求められている。そのため、難燃性に優れたアクリル系合成繊維「プロテックスR」を持つカネカと、 高い加工技術で評価を得る小松精練の両社で、「ISO 20471」に適合する”蛍光オレンジレッド色”の着色加工技術を確立した。この技術により、プロテックスRとコットンをミックスした難燃性を持つ生地で「ISO 20471」に適合し、風合も良く実用性に優れた生地が提供可能となった。両社はこの加工技術をもって、高視認性安全作業服市場の拡大を狙うとともに、 世界の労働者の安全確保に貢献していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】