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2015年11月02日

【物 流】物流連「ロジスティクスPRグループ2015〜物流いいとこみつけ隊〜」を開催


平成27(2015)年10月22日、日本物流団体連合会は同年度2回目となる「ロジスティクスPRグループ2015〜物流いいとこみつけ隊〜」を開催した。このグループは、若手社員の発想を活かして物流業界のイメージアップ方策を検討することを目的としており、本年度で3代目となる。

当会議では、同年9月7日〜9月11日に開催した「第2回物流業界インターンシップ」の報告と、次年度に向けた改善点の話し合いを中心に、活発な意見交換が行われた。中でも、グループワーク・座談会に対する課題が検討され、次年度はより参加学生に配慮したプログラムにしていくこととなった。

また、今回のインターンシップ終了後に行った学生(合計182名)からのアンケート結果が公表された。「本インターンシップに参加して物流業がどのような業界か理解できたか?」という質問に対し、全員が「よく理解できた」または「理解できた」と回答した。「就職活動で物流業界を志望してみたいか」との問いには、8割以上の学生が「必ず志望する」または「おそらく志望する」と回答した。「インターンシップの内容について」は、ほぼ全員が「大変分かり易かった」または「分かり易かった」と回答した。これらのアンケート結果を受けて、物流業界の認知度向上のためにも本イベントを継続していく必要性を改めて認識するとともに、物流業界の魅力が十分に伝わったことが結果として分かり、本活動の効果が明らかとなった。加えて、各社が工夫したプログラムに対して学生が高い満足度を得ることができ、物流業界を理解する手助けとなった。

最後に、今後は「小中高生を対象とした物流業界認知度向上施策」について検討を進めてほしいとの要望が事務局長から本委員に対してあった。これは、大学生に対する物流連の活動(寄附講座、物流業界インターンシップ、業界研究セミナーなど)とは別に、「高校生以下の若年層に、物流業界の重要性を理解・認識してもらうには、如何なる取り組みをすべきか?」ということについて、若手社員の斬新な発想を活かして検討してもらいたいという主旨であることが説明された。

今後ワーキンググループでは、「第2回物流業界研究セミナー」のプログラム作りと新テーマ「小中高生を対象とした新たな取り組み」について検討を進めていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者